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南京戦での
合法的な殺人

日本人には到底受け入れられないことだが
戦争では「国際法で認められている殺人」がある。
南京ではどうだったのか…


「虐殺」とは、軍隊が戦闘中において殺さなくてもいい人間を殺すことである。軍人を何人殺しても「虐殺」とは言わない。 
    《井沢元彦 「逆説のニッポン歴史観」》


投降兵(捕虜)になれる者は、資格も手続きも必要で、指揮官が相手の指揮官に正式に降伏を申し入れなければならない。戦闘員がバラバラに降伏を申し込んでも受け入れられるとは限らない。降伏の意志確認が困難だからだ。よって殺害したものもある。

●南京陥落後、多数の中国兵が戦意を失って潰走し、追撃する日本兵によって殲滅させられた。これは正規の戦闘行為であり、これを見逃せば脱出した兵は再び戦列に復帰してくる可能性がある。
      《南京事件調査研究会
        「南京大虐殺否定論13のウソ」》



●日本軍は安全区の市民は攻撃しなかったが、軍服を脱いだ兵士が便衣兵(ゲリラ)にならないようにこれを摘発し、南京市民立ち会いのもと兵士と市民を区別した。そして揚子江岸で兵士を処刑し(正式な降伏もせず軍服を着ていない兵は、処刑しても違反ではなかった)
    《藤岡信勝 「教科書が教えない歴史」》
(他著書「通州事件 日本人はなぜ虐殺されたのか」)


●降伏の意思表示もせず逃げている敵兵は、陸戦法規の殺害禁止事項に当てはまらない。逃げてまた戦闘員として戦うからである。
        《原剛 諸君!2003/7月号》
 


●明らかに捕虜であることが明白な場合にのみ、これを殺すことは違法となるが、軍司令官が逃亡してしまった中国軍には明白な捕虜は一人もいなかったことになる。(軍司令官・唐生智こそ最大の戦犯)

       《渡部昇一 「封印の昭和史」》
         (他著書「封印の近現代史」)

 
●上海・南京戦で日本が最も悩まされたのは、支那独特の便衣兵である。彼らは戦況不利と見るや、軍服を平服に着替えて一般市民を装い、武器を持って市中に潜伏し、隙を見て日本軍を攻撃する。このような卑怯な方法をする便衣隊は、交戦者としての資格を有してはいない。
       《中村粲 「大東亜戦争への道 」》 


●近代戦争というのは、いくつかの基本ルールの上で成り立っているのだが、その中の1つにユニフォーム(制服)を着た兵隊同士が行うものであるというのがある。当時の中国はまだ近代的なルールを理解していなかったため、制服を脱いだゲリラ部隊が一般民衆に紛れて闘った。それが南京事件の本質である。

日本軍はこの便衣隊をかなり攻撃したので、民間人の姿をした人を撃ったという事実はあったことになるが、それは一般市民ではない。
      《井沢元彦 SAPIO2002/10/23号》


●南京攻略戦では、南京城西側~長江河岸間は敵の退路にあたり、敗残兵と民衆がゴッチャになって第6師団の眼前を潰走した。師団の歩兵・砲兵は、任務上当然追撃の銃砲弾を浴びせ、このため一帯の沼沢は死屍で埋まった。これは明らかに戦闘行為である。

  《益井康一 「なぜ日本は戦争を始めたのか」》
 


ハーグ陸戦協定でも、捕虜を受け入れるかどうかは第一線の指揮官の判断だとしている。無条件で全員を受け入れなければならないとはしていない。というのは戦闘によっていろいろな状況があるし、現実に降伏を装った「騙し討ち」がある。戦闘中に手を上げたからといって、すぐに信用はできない。

●中国では戦線のうしろに絶えず「便衣隊」が出没して、日本軍に対する奇襲・破壊工作をする。これでは日本軍も南京の敗残兵や難民に疑心暗鬼にならざるをえない。同じ苦しみを、30年後にアメリカ軍がベトナムでいやというほど味わった。そうして「ソンミ村の虐殺事件」というのを起こした。 

 《長谷川慶太郎 「歴史頭脳を持っているか」》
          (他著書「日本の難題」)


●降伏とは指揮官同士の話し合いで決定する。指揮官の命を帯びた軍使が白旗を掲げて、条件交渉をしてから、全員が軍の秩序を維持したまま降伏する。個人投降の規定はハーグ陸戦法規にはない。個人投降は殺してもいい。個人投降を必ずしも受け取る必要はない。   
《日下公人 「人間はなぜ戦争をやめられないのか 平和を誤解している日本人のために」》


●便衣兵の殺害は、国際法上違法ではない。軍律裁判を経なかった処刑が日本の国内法令違反であったとしても、国際法上の違法行為ではないのだ。 
        《潮匡人 SAPIO 2005/9/28》


●南京において、捕虜の処刑が行われたことを否定する者はいない。処刑が適法か違法かの論争がなされているだけである。
        《高池勝彦 正論2005/11月号》


●無残な戦死体といえば、日露戦争の旅順攻撃でも数万の日本軍戦死者は、誠に無惨な姿で戦場を埋め尽くしたが、だからといって「日露戦争でロシアは日本人を大虐殺した」と主張する人は誰もいない。

●これまでの論証により信頼できる数字は、紅卍字会の1万4千体と揚子江に流された死体の数の加算である。(これがそのまま南京城内外の死者数)その内訳…

 ①陥落前に戦闘で戦死した城外の支那兵
                 →合法
 ②脱出時に督戦隊に射殺された城内の支那兵
                 →合法
 ③脱出時に城内で圧死したり、城壁から転落死
  した城内の支那兵       →合法
 ④城内の野戦病院で死亡した支那兵→合法
 ⑤揚子江を渡って逃げようとした時、日本軍の
  追撃を受けて死んだ支那兵   →合法
 ⑥陥落後の掃蕩戦で日本軍に反抗して下関で処刑
  された城内の支那兵
       →捕虜の資格なし。よって合法
 ⑦一般市民 →証拠なし。
      常識内の巻き込まれはあったかも


《藤岡信勝 東中野修道 「『ザ・レイプ・オブ・南京』の研究 中国における「情報戦」の手口と戦略」》


        



●南京で不法な殺戮行為があったとすれば…
 ◇戦闘直後に投降しようとした中国兵を、復讐
  感情に駆られて殺した。
      (毎日新聞従軍カメラマンが目撃)
 ◇大量の捕虜を移送中にパニックが生じて、護送
  する兵士が恐怖感から殺害した。
 ◇一部の部隊が捕虜を「処分」せよとの命令を
  出した。

…という事実が確認されているだけである。 

《稲垣武 「『悪魔祓い』の戦後史 進歩的文化人の言論と責任」》



【南京大虐殺】
死者数の信憑性/なぜ虐殺後に人口が増えているのか
虚言/プロパガンダにはめられた日本
多くの疑問点/当時は誰も知らなかった「大虐殺」
合法的な殺人/あったとすればこのパターン