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関東大震災後の
朝鮮人虐殺


大正12年に発生した関東大震災。
その混乱時に、東京では
「朝鮮人が暴動を起こしている」
等の事実無根のデマが流され
そのために6千人もの無実の朝鮮人が
一般の日本人に虐殺されたというが…



2017年9月、朝鮮人犠牲者を悼む式典に、小池百合子東京都知事が追悼文を送らない方針を示した。
これに、例によって朝日新聞がかみついた。

朝日新聞社説(9月1日抜粋)

  震災とデマ 偏見と善意の落とし穴

「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」といったデマを信じた人々によって虐殺があったのは、動かしようのない事実だ。

16歳だった社会学者の故清水幾太郎も、兵隊らが銃剣の血を洗うのを目撃した。一人が得意そうに「朝鮮人の血さ」と教えてくれたと書き残している。

多くのデマは「真実の仮面」をかぶって現れ、必ずしも悪意によって広がるのではないことを知っておきたい。

正確な情報で正していくしかないが、ある考えが一度植えつけられ、偏見の「鋳型」ができてしまうと、後から本当のことを示されても容易に受け入れられない。

だからこそ、日ごろ知識を蓄え、デマの特徴や過去の例を知り、早めに誤りの芽を摘むことが大切だ。SNSを賢く使いこなす能力も求められよう。



朝日新聞コラム「天声人語」(9月3日抜粋)

小池百合子東京都知事がおととい、関東大震災で朝鮮人虐殺があったかどうかを問われ、明言しなかった。

「様々な見方があると捉えている」「歴史家がひもとくものだ」。知事の言葉の何と空虚なことか。政治家として事実に向き合い、教訓を得るつもりはないらしい。

朝鮮人が井戸に毒を入れるなどの流言飛語の末に、虐殺は起きた。犠牲者は千~数千人にのぼると政府中央防災会議の報告書にある。


…「真実」に対して自信満々の朝日様。しかし経験則上、朝鮮や中国が絡む朝日のこの手の主張には怪しさがついて回る。
以下に「別の見方」を紹介する。(管理者)




●関東大震災の際に起きたとされる「朝鮮人虐殺」をめぐっては、殺害された朝鮮人の人数や軍、警察の関与に諸説あり通説的な見解はない。

●平成20年に政府の中央防災会議の専門調査会が過去の災害教訓をまとめた報告書では、朝鮮人犠牲者に関する記録として、司法省(当時)が作成した資料にある233人を提示した。朝鮮総督府が把握した震災による死者・行方不明者832人という数字も挙げている。

●このほか、殺傷事件を検証したコラムを掲載。朝鮮人の犠牲者数として、大韓民国臨時政府の機関誌「独立新聞」に掲載され、後に研究者らに多く引用された6661人などの数字を取り上げた。
           《産経新聞2017/9/2》

…さっそく朝日の姑息さが出た。中央防災会議の報告書には司法省と韓国側の両方の数字があるのに、朝日は不都合な数字の方を隠した。産経のこの書き方の方が公正なのは明らか。

そして、そもそも「朝鮮人の暴動」は本当にデマだったのか。以下に検証する。(朝鮮人への当時の蔑称「鮮人」も登場しますが、正確に記述するためなのでご理解下さい=管理者)




 関東大震災 「朝鮮人虐殺」の真実


●「朝鮮人が襲撃する」という説はまず横浜から始まったとされる。果たしてそれは今日まで伝えられているように「流言蜚語」だったのか。無数の目撃談は幻を見たに過ぎないとでもいうのだろうか。

●横浜における目撃者の談話からその一端をみておきたい。
「交通機関の全滅は元より徒歩さへの危険極まりない。況んや不逞の鮮人約二千は腕を組んで市中を横行し、掠奪を擅にするは元より、婦女子二三十人を拉し来たり随所に強姦するが如き非人道の所行を白昼に行ふてゐる。これに対する官憲の警備は東京市と異り、軍隊の出動もないので行届かざること甚だしく、遂には監獄囚人全部を開放し看守の指揮によりてこれが掃蕩に当らしめたので大戦闘となり、鮮人百余人を斃したが警備隊にも十余人の負傷を生じた模様である」

(大日本石鹸株式会社専務・細田勝一郎談「河北新報」大正12年9月5日)

●次は横浜港でパリー丸に救助された判事の遭難記録と品川の住人の目撃談である。

「事務長は『陸上は危険ですから御上陸なさることは出来ない』といふ。何故危険かと問へば『鮮人の暴動です。昨夜来鮮人が暴動を起し市内各所に出没して強盗、強姦、殺人等をやつて居る。殊に裁判所附近は最も危険で鮮人は小路に隠れてピストルを以て通行人を狙撃して居るとのことである。若し御疑あるならば現場を実見した巡査を御紹介しましやう』といふ」
(「横浜地方裁判所震災略記」パリー丸船内、部長判事長岡熊雄)

●「品川は三日に横浜方面から三百人位の朝鮮人が押寄せ掠奪したり爆弾を投じたりするので近所の住民は獲物を以て戦ひました。鮮人は鉄砲や日本刀で掛るので危険でした」(「北海タイムス」大正12年9月6日)

こうした証言はあげれば際限がないほど多くを数える。だが、これに反し逆に日本人によって多数の「無実の朝鮮人」が虐殺されたのだと主張する説が長い間歴史観の主流を占めてきた。

●朝鮮人が海峡を越えて日本に移住してきた理由はさまざまであろう。生きるために必死の覚悟で日夜働いていた朝鮮人が多数いたことは承知している。
だが、独立運動や社内主義者の強い影響を受け、テロ行為や重大な犯罪に手を染める者も続出した。日本人の日常生活を脅かす行為が、国民の間に朝鮮人に対する大きな不信感を根付かせる原因となってゆく。

●独立運動指導者と民族主義者、底辺の労働者、学生が一体となって日本を運動拠点に定め、朝鮮独立と社会主義運動の拡大を目指したからである。以来、日本における朝鮮人の犯罪が新聞に載らない日はないといっていいくらい事件が多発している。

●そこで危険な犯罪、テロの温床となる事件のみに絞って以下各新聞から拾っておこう。

「十五万円強奪の不逞朝鮮人の片割れ 神戸にて捕はる」大阪朝日新聞 大正9年2月21日)

「首相邸を襲はんとした鮮人の大陰謀露顕---爆弾数個と陰謀書類」(神戸新聞 大正9年4月17日)

「在阪鮮人の宅に爆弾数個を発見」大阪朝日新聞 大正9年10月9日夕刊)

「総督府投弾の犯人は田中大将を狙撃した男」大阪朝日新聞 大正11年5月20日)

「大仕掛の武器密売 拳銃一万挺、挺弾九十万発」大阪朝日新聞 大正12年5月9日)

このことは改めるまでもないが、一般の朝鮮人生活者、その日、その日を懸命に生きようとしていた多くの朝鮮人を貶める意図など微塵もないことを断っておきたい。
テロを計画し、日本国家を転覆しようとする過激な運動家のために、多くの朝鮮人が巻き添えを食い、不幸な運命に見舞われた例もあるに違いない。それこそが彼ら運動家が言いつのる「民族の独立」を冒涜する行為であることを知るべきである。


●震災発生当初、新聞各紙は暴動を繰り返しながら東京市内へ侵入してくる朝鮮人の犯罪を、事実の情報に従って大きく掲げ、国民に警戒を促す警鐘を鳴らしていた。まずは朝鮮人の集団襲撃を伝える第一報である。

「目黒と工廠の火薬爆発 朝鮮人の暴徒が…」大阪朝日新聞 大正12年9月2日)

「不逞鮮人各所に放火し帝都に戒厳令を布く」(東京日日新聞 大正12年9月3日)

「鮮人 いたる所めつたぎりを働く 二百名抜刀して集合 警官隊と衝突す」(同 9月3日)

「日本人男女 十数名をころす」(同 9月3日)

「横浜を荒し 本社を襲ふ 鮮人のため東京はのろひの世界」(同 9月3日)

《工藤美代子「関東大震災『朝鮮人虐殺』の真実
           他の著書「皇后の真実」》

…なんだこれ? 朝日自らが暴動を報じているではないか!朝日は先ほどの社説やコラムとどう整合性をとるのか。

「見たくない過去に目をつぶる」
「知事の言葉の何と空虚なことか。政治家として事実に向き合い、教訓を得るつもりはないらしい」
「動かしようのない事実だ」
「多くのデマは『真実の仮面』をかぶって現れ」
「正確な情報で正していくしかない」
「デマの特徴や過去の例を知り、早めに誤りの芽を摘むことが大切だ」…等々

これら朝日のありがたいお言葉は、そのままお返しする。朝日こそ、慰安婦や吉田調書、サンゴ事件等、他紙に例を見ないデマの大量生産の教訓を生かしていない。こんな空虚な言葉の羅列をしておいて、恥ずかしくないのか?(管理者)
※「朝日新聞の虚報体質」のページを参照



         



●関東大震災をめぐっては、今年に入ってから「朝鮮人虐殺の証拠」だとして2枚の写真が韓国で公開された。ノンフィクション作家の加藤康男氏が語る。
「調査をしたところ、発表された写真は朝鮮人とはまったく無関係だったことが判明したのです。実際の被写体は、吉原の遊女たちの焼死体でした。典型的な反日プロパガンダの手法と言えます」

●問題の写真は朝鮮日報では使われていなかったが、掲載写真のうち1点は中国で「第二次世界大戦時」として紹介されていているものとほぼ同一のカット。中国か韓国、少なくとも片方が嘘をついていることになる。

●政治学者の櫻田淳氏は、こうした朝鮮日報の姿勢に不快感を露わにする。
「震災という『他人の不幸』までも、自国の『歴史認識カード』にしようという意図が露骨に感じられます。震災中に朝鮮人その他の犠牲があったのは事実であろうけれども、それは混乱に促された『偶発事件』と呼ぶべき。南京事件やナチスのジェノサイドと同類に扱おうというのは、飛躍した議論です。
もし、彼らが伝えるような『大虐殺』が生じていれば、関東大震災当時のことは米英仏独などの在日外交官が報告書を本国に送り、あるいは在日特派員が報じているはずなので、結果として日本は猛烈な批判にさらされていたでしょう」
          《週刊文春2013/9/12》


●関東大震災から94年となる9月1日、東京都立横網町公園内にある朝鮮人犠牲者追悼碑の「6千人」とする犠牲者数に疑問を唱える女性団体「そよ風」が初めて開いた慰霊祭で、鈴木由喜子代表は「生き残った人々は虐殺の加害者とされ誹謗中傷を受けた。父祖の名誉回復に努める」と開催趣旨を説明する。
          《産経新聞2017/9/2》



「在日の人々」のページも参考に







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