騙されやすさ日本人は、何を言われても反論しない、
騙されやすいとよく言われているが… |
●中国人の社会は、日本人には想像もできないほど生存競争の激しい社会である。人々が強欲になるのも、利己主義に徹するのも、また責任逃れ・言い逃れに必死になるのも、生存競争を生き抜くための知恵である。中国人ほどしたたかな競争相手はいないのである。 ●中国に進出して失敗した日本企業や中国に投資して騙された日本人の話を聞いていると、そうなるのが当たり前だといった経過をかどっているものが多い。逆に言えば、日本人がシンプルで、1と聞いたら1、2と聞いたら2と、すぐに人の話を信用してしまうことからきている。何せ、正札で物を買うことに慣れていて、言い値通りにすぐお金を払ってしまう国民である。
●ある時、上海の日本人会で川柳大会をやったら、「騙してもまだまだ騙せる日本人」というのが一等賞になったそうだ。中国で仕事をしている日本人にとって、これほど実感のこもった寸言もまたないのではないか。 《邱永漢 「騙してもまだまだ騙せる日本人」》 ●外国に住んで外から日本を見ると、本当に純真無邪気といいますか、あめでたいといいますか、世界の常識とのあまりのズレにイライラさせられることがよくあります。(ペルー事件など)
●日本は、ドイツのように分断されたわけではなく、冷戦という台風の目の中で死にものぐるいで戦勝国、とりわけ旧ソ連の狡猾な手練手管をかわすために、押したり引いたりする外交上の駆け引きなど必要なかった。戦後の日本は、ぬるま湯にどっぷりつかっていた。
《クライン孝子 「歯がゆい国・日本」》 ●「ガリブル(gullible)」=騙されやすい、誰の言うことも何でも信じてしまう。 最近、欧米の識者が面と向かって口にはしないものの、日本ないしは日本人を評する時によく使われている言葉である。実はこの言葉は、他人には聴かれないように使う蔑みの言葉なのである。
《宮脇磊介 「騙されやすい日本人」》 ●総理大臣が金をばらまきながらひたすらヘコヘコしても、それを立派な態度だと誉めてくれる国なんかありはしない。自分に不利な「歴史的事実」ばかりを目一杯拡大して謝罪しても、これ幸いとばかりに一方的にむしり取られるだけの話である。 「謙虚に反省すればわかってもらえる」などというナイーブな感覚は、日本国内のみ通用することだ。海千山千の国際社会では、ある程度ずうずうしく自己の正当性を主張できなければやっていけない。
《佐藤貴彦 「ぼくらの『侵略』戦争」》 ●中国は、日本が一歩退けば、二歩踏み込まれる。 《西尾幹二 文芸春秋2005/7月号》 ●中国大使になった人は、誰もがチャイナスクール(親中国派)になってしまった。貢ぎ物によって買収されてしまうのだ。本人はいかにも清廉潔白のような顔をしているが、みんななんらかのことで買収されたといってよい。中国側からみて買収できないような硬骨漢は、できるだけ早く交代させるのである。 《長谷川慶太郎 「時勢への証言2」 他の著書「時勢への証言」》 ●しかるべき人から聞いた話だが、いわゆる”チャイナスクール”と呼ばれる種類の議員が中国に行くと、2千万円ぐらいつかませるらしい。ODAのキックバックだから、中国にしてみればいくらやったって痛くも痒くもない金である。 《渡部昇一 「子々孫々に語りつぎたい日本の歴史」》 ●日本人は想像力の欠如した劣等民族。ただし、ドイツの手先として使うなら、小器用で小利口で役に立つ国民。 《アドルフ・ヒトラー 「わが闘争」》 |
※関連ページ : 中国の「虚言癖」も参考に |
【日本人とは】 ★外国人の日本人評/昔から変わらぬ美点 ★日本人の平和観/好戦的とは正反対の民族性 ★日本人の騙されやすさ/全てのプロパガンダはここから始まる |