賢者の説得力ホーム朝日新聞朝日の品格

 

朝日の品格

①  

普段、政府や国民に対して大上段で物を言う朝日。
はたしてその資格はありや…


●ノンフィクションを手がけている私らは、伝聞だけでは書けない。必ず裏を取って書いている。
でも裏が取れたからって暴き立てるだけというのは、アングラ紙でもできること。大マスコミには、将来の展望とか、高い立場からの現状認識を踏まえた見解を要求したい。(国民1人ひとしく10万円ずつの特別税を集めて、賠償金を支払うとか)
  《上坂冬子 「大声小声もう一声」 
    他の著書「これでは愛国心が持てない」》



●≪朝日新聞をめぐるトラブル≫

◇2000/6/27…中国新聞の記事を盗用。記者を懲戒解雇、大阪本社編集局長ら3人を更迭、減給

◇03/5/29…曽我さんの北朝鮮にいる家族の住所を詳しく報道。取締役の報酬減額など7人を処分

◇04/8/5…取材相手とのやりとりを無断で録音、別の取材先に渡した記者を退社処分。専務ら減給

◇05/4/19…週刊朝日のグラビア連載記事で武富士から5千万円を受領。社長を報酬減額等6人処分

◇05/8/25…NHK特集番組改編問題で月刊誌が、朝日記者と安倍晋三前衆院議員らとの一問一答を掲載。社内調査で取材資料が流出と考えざるを得ないと中間報告。近く関係者を処分へ

◇05/8/30…記者が田中長野県知事と亀井氏への取材を捏造。記者を懲戒解雇、役員らを減給。
              《出典不明》



放火しておいて、火事だと騒ぐ朝日社説。
       
 《稲垣武 正論2005/10月号》



●昭和55年5月、東京の富坂警察署長の官舎に深夜、酒気を帯びて夜回りの取材に行った朝日記者が、もう寝ているからと断る家人の制止を振り切って署長の寝室に入り込み、遂には署長に暴行を働いた。

●その時、上司の社会部長は、記者を暴行の現行犯で逮捕させた署長の措置を「職権乱用といえないだろうか」と批判したのであった。どうみても、一般的な社会通念では理解しにくいものである。
   《片岡正巳
    「朝日の『論調』ここが納得できない」》



●朝日新聞には、大麻どころかシャブまで見つかった記者がいた。(懲戒免職)
   《勝谷誠彦 「帰ってきたバカとの闘い」》



●2006年3月、朝日・秋山社長の息子が大麻所持で逮捕。朝日はそれを2週間以上隠蔽していた。
              (管理者) 


●86年1月28日、日系人乗組員も乗せたスペースシャトル・チャレンジャー号が発射間もなく爆発した。アメリカ全土は深い悲しみに沈んだが…
何と朝日新聞は30日付の朝刊2面に、ロケット(SDI)を抱いたレーガン大統領の高い鼻が爆発しているマンガを掲載した。そして天声人語子は「全世界にアメリカの力を示すべき画面は一転して、宇宙旅行の恐ろしさを知らせる悲劇の番組になってしまった」と揶揄している。

●これを見た大多数のアメリカ国民はどう思うだろうか。いくら何でも他人の不幸をあざ笑うのは、品性の欠けた行為ではないか。アメリカは基本的に言論の自由な国だから、こんな乱暴なマンガを載せても中ソのように特派員追放といった強硬手段には訴えないだろう。しかしそれに甘えて野放図なことをやれば、その新聞自体の品性が疑われるだけである。
      《稲垣武 「朝日新聞血風録 」》


●朝日新聞ホームページには、「あなたの朝日新聞」”オピニオン・リーダーに支持されています”というデータがあり、弁護士・国立大教授・作家・上場企業の経営戦略部門関係者などの間で、他紙に比べて読まれている率が高いという点を協調している。
          《ダ・カーポ  2005/8月号》


●かつて朝日の幹部がリクルートの安比高原スキー場に連れていかれ、参加したメンバーの1人である社会部長経験者に急用ができたため、江副浩正会長(当時)に東京までヘリコプターで送ってもらった。あの大事件が発覚する1年半ぐらい前のことらしい。(岩瀬達哉「新聞が面白くない理由」)
 
●そのツアーに参加した本多勝一氏は「あれが接待だったら、一億総接待になる」(「創」98年12月号)などと反論している。

●朝日では、有力幹部の子弟が優先的に入社している。読売も多い。

●リヨン社という出版社が、戦時中に朝日がいったいどんな報道をしていたかを94年に「読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事」という本を出版したら、朝日は「著作権侵害」を盾に内々に”脅し”をかけたのである。(この本は発行からわずか1ヵ月で5刷を重ねるベストセラーになったにもかかわらず、その後突然絶版となり、なぜか版元に問い合わせても「当社には一冊も在庫がない」とのことである)   

●朝日新聞では、過去一部の幹部たちが”情実入社”を求め、それが許されてきた…
定期募集において朝日新聞が記者を採用する場合、当時は筆記試験の成績が100番以内の者を一次試験の合格者としていた。ただボーダーラインに達していなくても、語学や作文の成績が優れた者も十数名は一次試験合格者の中に加えられる。都合120名前後が一次合格者であり、その中からさらに数度の面接試験を経て最終的な採用者が決定される。

●ところが、ある幹部の子息は筆記試験の結果が300番台であったにもかかわらず、面接試験を受けている。しかも最終面接において「不採用」とされたにもかかわらず、翌年4月の入社式に姿を現したのだ。もちろんこの人物は現在も朝日新聞記者である。

●朝日の場合、現役時代に経営幹部に気に入られれば”天下り”先を世話してもらえる。つまり徹底した能力主義ではない。そしてこのような関連会社の非効率な経営とそれに伴う赤字が、回り回って本社にツケ回しされ、最終的には読者が支払う新聞代金に加算されていくことになる。(株式会社朝日ソノラマ・海外新聞普及株式会社など、経営上の問題が指摘できる関連企業は複数ある)
     《古川利明 「「新聞記者」卒業」》
 


●新聞社OBの再就職の道は、非常に充実している。朝日新聞OBが社長を務めるグループ企業は49社あった。テレビ朝日の40代報道社員が怒りを露わにする…「うちや系列地方局のトップの大半は朝日新聞からの天下り。テレビのことは何もわからない人間が突然やってきて、高い退職金をせしめていくのだから、これでは普段我々が批判している公務員の天下りとなんら変わりがない!」
          《週刊ポスト 2006/3/17》


●朝日は東京慈恵医大の内紛で解雇された人を取材した時に、こっそり録音を取った。おまけにそれを反対陣営に提供した。記者のモラルがどうのどころではない。犯罪行為だ。

●朝日は、強引な取り立てとかいろいろと社会的に問題を起こしていたサラ金の武富士から5千万円を引き出して、週刊朝日に連載をやった。ところが肝心の「協賛・武富士」のクレジットは入れずじまい。ただ金を取っただけ。悪い話は書かないでやるとかいって金を取るブラックの手口だ。  

●日本軍が中支の渡河作戦で煙幕をたいた報道写真を、朝日は「毒ガスを使った」ことにした。これを仕立てたのは当時の佐竹学芸部長で、それを産経新聞が嘘と指摘すると同紙編集局に乗り込んできて、「朝日に逆らうとはいい度胸だ。こんな新聞社は潰してやる」と啖呵を切った。
《高山正之 「歪曲報道」
 他の著書「変見自在マッカーサーは慰安婦がお好き」》


●平成11年12月11日、朝日は雅子妃の人権を全く無視して、「雅子さま、懐妊の兆候」というトップ記事を掲載し、号外まで出した。(その結果が12月31日の「流産」報道である)

●さすがにドイツの新聞には、あのバカげた皇室狂騒報道を批判しているのが多かった。皇居の上をヘリコプターを飛ばすわ、雅子妃の実家には各社の報道陣が押し寄せるわ、一瞬テロ事件でも起こったのかと思った。
 《クライン孝子 「お人好しの日本人 したたかなドイツ人」     他の著書「なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の謎」》


●昭和47年6月17日、佐藤栄作首相が引退する際の新聞記者とのトラブルほど、新聞の思い上がりを端的に示しているものはない。
首相は新聞記者を締め出そうとしたのではなく、ただ「今日はテレビ・サービスをよくしてくれ。テレビ放送と話す約束なんだ」「そんな隅っこにテレビを置いては気の毒だよ」「僕は国民に直接話したいのだ。新聞になると、文字になると違うからね」「さっきも言ったように、偏向的な新聞が嫌いなのだ。大嫌いなのだ。だから直接国民に話したいのだ」「だから、記者の諸君、少しよけて、真ん中へテレビを入れて下さい」と言って一旦退場した。

●が、テレビは隅からでも撮れるということを注意されたのか、首相はすぐ笑いを浮かべながら引き返し、「どうも科学に弱いから、僕が思い違いをして…」と弁明したところ、内閣記者会の幹事が「総理は先ほどテレビと新聞を差別されるような発言をされたが、われわれは許すことができない」と抗議したため、場内は俄に険悪になった。
 
●その日の朝日の夕刊は「新聞を拒むものは国民を拒むもの/捨てぜりふに怒りの声」として、各界の識者の意見を載せているが、これほど新聞の思い上がりを示す見出しは他にあるまい。新聞イコール国民だとすれば、新聞を批判することさえ憚られ、政治家は何事も新聞の意見に従わねばならないことになる。新聞に背くことは国民に背くことになるとすれば、新聞は怖いものなしである。傍若無人な態度の新聞記者をよく見かけるのはそのせいなのか。
        《土屋道雄 「報道は真実か」》


●高野連は、朝日新聞そのものといっていいほどの組織だ。高野連の前身である「全国中等学校野球連盟」の初代会長は朝日社主だった上野精一である。高野連の役員のうち、朝日の社員または元社員は15人に上る。
◇最高顧問:箱島信一・前社長 秋山耿太郎・社長
◇他 顧問2人 副会長1人 理事4人 監事1人 評議員5人

●読売が巨人戦のチケットを販売拡張に使っているのは有名だが、朝日が地方球場や甲子園に社旗を打ち立て拡販に利用していることはあまり指摘されない。系列のテレビ朝日は甲子園大会や予選で広告を集め、結局、朝日新聞グループが儲かる仕組みになっている。高野連を楯にしてアマチュアリズムを標榜している分、読売よりたちが悪いといえよう。
 
●有名高校の監督が語る。「地方決勝大会で勝ち、学校までバスで帰った。その先導を務めるのは朝日新聞の宣伝カーだった。それで『高校野球は朝日新聞』とか言っている。宣伝に使われてるなあ、とは思いますよ」
大都市でも特に公立高校が甲子園に出場するとなると、朝日の拡販部隊が動き出す。「甲子園出場記念に、大会を主催する朝日新聞を取りましょう」下町地区ではこれが効くという。
 
●朝日社内には「高校野球総合センター」という部署がある。高野連と連携し、地方では総支局長や高校野球担当記者らが都道府県の高野連役員らと付き合う。
      《上田明夫 文芸春秋2007/7月号》



●現実に朝日に入り高校野球の担当をしてみると、その仕事そのものが「巨大な公平原理違反=不偏不党破り」であることがわかる。なにしろ、自社主催の行事を盛り上げるために、莫大な時間と労力・紙面を費やしている。しかも、記者がそんな仕事に全力で取り組むよう、組織をあげて奨励しているのだ。強盗殺人事件の取材をほったらかしにしてでも高校野球を取材せよと命じられ、それがうまくいくと「アイツは仕事ができる」等とほめたりする。

●僕が「アエラ」にポピュラー音楽に関するコラムを連載していたとき、アメリカから輸入されたCDの方が国内盤よりまだ安いという現象を取り上げて、「再販制度によって、レコード会社が価格を決めてしまい、小売店が値引き競争ができないことが背景にあるのではないか」という趣旨の分析をした。
原稿を出すと、担当デスクがすぐ反応した。「あまりあからさまに再販制度を批判しないようトーンダウンしてくれ、と編集長が言っている」というのである。(再販制度は他の商品なら「価格カルテル=生産者による価格の自由競争阻害」として違法なのだが、レコードや書籍は「文化保護」という名目で例外的に認められている)
 《弘道 「『朝日』ともあろうものが。」》


●朝日・若宮氏はコラム「風考計」で、「知覧特攻平和会館を訪れた小泉氏」に言及しながら、こう述べた。
「国家や民族のために身をなげうった若者の純粋な気持ちを思うというだけなら、自縛テロの若者にだって同情すべき悲劇がある」。特攻隊員を自縛テロと同列に論じることは、著しく妥当でない。殉職した隊員の遺族がこれを読み、どう感じるか。
        
 《潮匡人 正論2007/8月号》


●浅間山荘事件の時、人質の牟田泰子さんを救出した後、面会謝絶で事情聴取を行っていたのだが、その病院のベッドに朝日のある記者が盗聴器を仕掛けた。なぜ分かったかというと、事情聴取の内容が連日、朝日の特ダネに出るから。朝日の社会部記者は刑事と仲良くしなかったから、事件もので朝日がすっぱ抜くというのは普段はまずない。まず疑われたのが、この私でした。

●そうこうしているうちに盗聴器の電池が切れてきて、朝日の記者が電池を替えに病室に忍び込んだところを、長野県警に捕まったのである。それを知って私は激昴した。「朝日新聞が牟田泰子さんの病室に盗聴器を仕掛けていたと記者会見で発表する」と息巻いたら、みんなに寄ってたかって、それだけはやめろと止められた。もう新聞協会と朝日と警察の上層部で話がついていると。それで泣く泣く不問に付したのだ。
  《佐々淳行 「日本よ、「歴史力」を磨け」》


●大分前のことだけど、朝日新聞記者から電話で日の丸の容認派か否かと訊かれたことがあった。私が容認すると答えるとその若い男性記者はひどく気色ばんで、どこかのアジアの国(国名は忘れた)の人はいまだに日の丸の旗を見ると脚が慄えて歩けなくなるのですよ!」と私を難詰するようにいった。突然、会ったこともない人間に電話でコメントを求めてきて、その答が自分の意見と違うからといって、興奮してしゃべりまくるというのも珍しいけれど、朝日には時々こういう権威意識の権化がいる。

●しかし私は別の人から、パラオでは日本がよほど善政を敷いたんでしょう、いまだに日本を懐かしがる人が多くいて、日本の神社まで建てているという、そういう国もあるのだ。占領軍の良し悪しで人々の感情は決まる。日の丸を見て脚が慄える人もいるだろうけど、また一方では有難涙を流す人もいるのである。1つの現象だけを取り上げて全体を決めつけると片寄った認識になってしまう、というような意味のことを私が言うと、その記者は「そうですか」と木で鼻を括ったような言い方をして電話を切った。
       《佐藤愛子 「日本人の一大事」》


●05年に起きた寝屋川小学校殺傷事件では、先生の1人が死んで、2人が大怪我を負った。朝日は翌日の記事の中で「学校の管理体制の不十分さに憤りを感じる」と述べた保護者のコメントを報道した。
常識的に考えれば、学校の管理責任を問う以前に、通り魔のような犯人に刺されて亡くなった先生に対して一言お悔やみの言葉を告げるところから入るべきだろう。
       《内田樹 中央公論2007/12月号》


●「天声人語」がインターネットの記事を「盗用」したとして、「『週刊新潮』が”虚偽”の記事を掲載し、朝日新聞の名誉を著しく傷つけた」として、朝日が新潮社に謝罪広告の掲載と損害賠償を求めた裁判…
結果的に東京高裁は、問題となった2回のコラムのうち、1回分については「偶然に一致したとは思えないほど酷似しており、盗用と信じても無理はない」と断定したが、もう1つのコラムに関しては名誉毀損を認め、新潮社に150万円の支払いを命じた。(04年9月18日各紙朝刊)

●毎日や読売は、この判決について「盗用」「名誉毀損」をきちんと報道した。
しかし朝日は、「新潮社に賠償命令『天声人語が盗用認めず』」というタイトルで、新潮社に150万円支払いを命じた旨を報道したものの、「うち一本については不法行為は成立しないとして新潮社の法的責任を否定した」と記述してあるだけだった。

●全く見出しが異なる。朝日は「天声人語が盗用したということを裁判所は認めなかった」と記しているが、毎日を読むと「天声人語の記事はあまりに似すぎていて偶然とは思えないと裁判所が判断した」
…朝日の記事だけを読んでいると、まるで”朝日が勝った”ように思えてしまう。

●しかも、毎日・読売はこの判決に対する朝日側・新潮社側両方のコメントを掲載しているのに、朝日は自社側のコメントしか掲載していないのである。
◇毎日には、週刊新潮が「判決は天声人語の盗用をはっきり認定したのでその点は評価している」と載っている。
◇一方、毎日・読売に掲載された朝日側のコメントは、「新潮社の法的責任を一部否定した判断には納得できない部分があり、控訴する」となっている。

●ところが、朝日に掲載された自社のコメントは、「『天声人語』の記述を盗用と断じた週刊新潮の記事について、真実と認められないと判断した判決は当然だ。しかし、新潮社の法的責任を一部否定した判断には納得できない部分があり、控訴する」と、わざわざ「週刊新潮の記事は事実ではない」と強調しているのである。
判決は、2つのうち1つについては「朝日側に盗用があったと信じても無理はない」と判断しているのだから、そこまできちんと書くべきがマスコミの責任なのだが…。
     《池上彰 「池上彰の新聞勉強術」》



●1981年2月「建設業界秘密会合の盗聴未遂事件」…
編集委員が官製談合の証拠を掴む狙いで、2月16日に建設業界の秘密会合のあったホテルニューオータニの会議場に盗聴器を仕掛けた。それが発覚、2日後に本人が「自分がやった」と名乗り出た。「取材倫理に反し、新聞記者として許されない行為」とされ、退社処分となった。

●2006年11月「大阪本社社会部記者の現金受領事件」…
社会部の記者が和歌山談合事件で逮捕されたゴルフ場経営会社元社長・井山義一容疑者から、餞別(転勤祝い・出産祝い他)などの名目で現金計15万円を受け取っていた。   
      《大塚将司 「新聞の時代錯誤」
            他の著書「謀略銀行」》


●朝日の同僚で、デパートに取材に行って、売場で見かけたネクタイを「あれ、いいですね、いいですね」と広報課員に執拗に要求、本当にせしめた男がいた。
…こういう「取材先にねだれば、少々のものならタダで手に入る」「紙面での厚遇をちらつかせれば、私益が提出される」と思っている人間が、同僚の中にたくさんいる。
 《烏賀陽弘道 「『朝日』ともあろうものが。」》



      



●私は朝日に知り合いが多いが、内情を聞くと本当に役所のような体質なので驚かされる。企業年金も充実し、海外から帰ってきたら、笑ってしまうような額の手当がついたりする。
…構造改革だのなんだのいう前に、自分の方をなんとかしろ、と言いたい。
     《佐野眞一 諸君!2007/12月号》



●朝日は06年8月12日の朝刊に、何と靖国神社の職員寮(独身寮と妻帯者寮の2ヶ所)の所在地を載せたのである。この記事には「靖国神社の所有地」を示した地図に、職員寮の所在地もしっかり書き込まれていた。住所表記と地図を照らし合わせれば、誰でも職員寮に辿り着くことができるだろう。

●靖国には強烈な反対派がいることも確かだ。現に神社の社務所には嫌がらせの電話なども入っているという。職員の方々やその家族の不安はいかばかりか。平素あれほど力説している人権やプライバシーに配慮する感覚がマヒしてしまっているのだろうか。

●これにより靖国神社は、朝日一社だけ取材を拒否し、謝罪を求めた。
これについて朝日は8月15日付夕刊にこう報じた…「これに対し、本社広報部は14日、『靖国神社が発行している社報などでも、具体的な地番まで公表されている。(本紙の)紙面では地番を伏せるなど配慮した上で掲載した』と回答。指摘の点については真摯に受け止め、今後とも慎重な報道をしていく旨を伝えた。本社は『地図への抗議と取材申請への対応は、全く別問題である。報道の自由に抵触する遺憾な行為と言わざるを得ない』として、取材規制の速やかな解除を求める」

何ともフザケ切った、虫のいい言い方ではないか。靖国神社の社報は、同神社崇敬奉賛会の会員を中心に、熱心な崇敬者らを対象として限られた部数が発行されているに過ぎない。それに「地番まで」載っているからといって、部数がケタ違いに多く、読者も限定されない朝日で公表してよいという話にはならない。「地番を伏せるなど配慮をした」といくら言い訳をしてみても、地図に明記してしまえば、そんな「配慮」など何の役にも立たない。

●こんな、職員とその家族を危険に晒しかねない記事を、「報道の自由」の美名のもとに平然と掲載するようなメディアに対しては、当然「取材申請への対応」を考えざるを得ない。それが理の当然であって、「別問題」にはなり得ない。

●「報道の自由に抵触する」と言い張ってみても、これまで神社側が朝日の一方的なバッシングにもかかわらず、一貫して寛大に取材に応じてきた経緯を顧みると、非はもっぱら朝日の「極めてゆき過ぎた報道」にあったと断じるほかなく、全く説得力がない。   
 《山崎澄夫 「『反日マスコミ』の真実」
   他の著書「反日マスコミの真実(2014)」》


●朝日の人は、偉そうな態度です。絶対に過ちをしないって顔をしている。原稿を書いても、その掲載紙を送ってこない。読売や産経は腰が低いですね。
        《山本夏彦 「VS.朝日新聞」》 

●僕ね、「朝日ジャーナル」の記事で忘れられないのがあるんです。法政大の学生だったころ、エンタープライズの佐世保入港反対運動があって、取材中の記者がけがをした。記事は「私は新聞社の腕章もしていた。学生でないことはひと目でわかるはずだ」って怒っているんだよね。納得いかなくて何人かで議論しました。学生と機動隊が衝突して負傷者も出ているんだから、取材している記者だってけがをすることはあるでしょう。新聞社の腕章していたからといってそれが何なんだとね。
            《梨本勝  〃  》

●最近出版した「新聞記者を取材した」の取材などを通して感じたことだが、朝日には、記者になったというより朝日の社員になったという人が多いのではないか。上昇志向も全般的に強いし、中には尊大な対応をする人もいる。
            《斎藤茂男  〃  》

●かつて平凡社の「太陽」という雑誌をやっていた時に、作家の家で一緒になると、原稿を取りに来た朝日の人が外に黒塗りの車を一日中待たせていたりとか。われわれは電車で行って、原稿を待っていましたが。
また、僕自身も経験したし、ほかの皆さんからもよく聞くことですが、朝日新聞社からの取材をお断りすると、意外そうな声をお出しになる。落胆でなく、「せっかく声をかけてやったのに」と怒るみないな反応。
            
《渡辺直樹  〃  》

●朝日には独善に陥らないようにして欲しいですね。取材を受ける過程で大声を出されたりしたことも、時にはありました。
           《安東俊夫  〃  》


●朝日新聞社…社内政治が政界なみにごたつく超エリート意識の新聞社。我が身の矛盾には寛容。たとえば、記事では同一労働同一賃金なんて言っているくせに、正社員と契約社員との給料格差が大きい。

◇チャームポイント : 高卒の友を前にして「オレなんか東大東大って差別されてるよ」とマジで慰めてしまうような責任感。

◇思想と行動 : ご存知天下の“良識派”新聞社。霞が関の官僚が「日本のマスコミは朝日とその他」とするごとく、今でも絶大な社会的影響力を持ち、自身も「官僚」と評される。
が、近頃はあまりに外から叩かれるせいか、「われわれは国民から遊離しているのでは」的自問自答に拘泥気味。

◇業界他社からの評判 : 「どこに行っても『取材してやってる』という態度が尊大だ」 「本当にペンで社会改革しようとしている奴がいるから驚く」
「記者クラブでも他社の記者は麻雀にすら入れようとしない」
「金持ちが庶民の代弁者になれるか」など、悪口は数限りない。
給与他の待遇面になると、みんな「羨ましいですよね」。

●新聞業界では、朝日、日経、読売が給料のトップグループを形成する。この3社でバリバリ働く記者職は、30歳で年収800万円以上。朝日は住宅手当など待遇がいい分、頭半分くらい他社よりいい印象。毎日、産経はトップグループの7掛けぐらい。

●トップグループの場合、30代後半に入るあたりで、年収1千万円を超える。40代、50代になってからの給料の伸びは、トップグループの中でも朝日が頭ひとつリードというのが定説。「60歳で定年を迎えるころには、ほぼ全員が年収2千万円を超えると思う。部長になれば50代前半で超えるかな」(中堅記者氏)。だが、09年から各社ともボーナスをカット。人材のメーンは安月給の契約社員、という動きが始まっている。

●新聞社…
◇こんな人におすすめ : 世の中には「正しいこと」と「正しくないこと」の2種類があると思っている人。
◇こんな人は向いていない : 「どっちかよくわからないこと」がありそうな気がする人。 
    《オバタカズユキ&石原壮一郎
     「会社図鑑!(2005 地の巻)」》


●朝日新聞は2006年9月21日、19日未明に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで山梨県警に検挙された甲府総局の中川裕史記者(27)を懲戒解雇処分にした。
…朝日は、同年8月25に福岡市で一家5人の乗った車が飲酒運転の車に追突されて海に転落し、幼児3人が水死する事故に対する社説(8月30日付)で「罪の意識が低すぎる」という見出しで追及していたにもかかわらず。(管理者)

●中川記者は、警察担当として飲酒運転撲滅キャンペーンにも携わり、摘発後も山梨県身延町教育長が酒気帯び運転の疑いで摘発された問題を取材、記事に書いていたという。
          《スポニチ2006/9/22》


●自宅に覚醒剤を隠し持っていたとして、警視庁三鷹署は覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで、朝日新聞販売所「ASA三鷹南口」所長・横尾博容疑者(57)を逮捕した。容疑を認めている。
朝日新聞東京本社販売局は「取引先である新聞販売所の所長が逮捕されたことを重く受け止め、今後、販売所への指導をより一層徹底してまいります」とコメントした。(他紙2007/11/21)
…朝日は11月21日の朝刊には自社のこの事件を載せていないのに、翌日の朝刊社会面には、警官と芸能人の2件の同容疑をデカデカと載せている。なんと卑怯な新聞か!

●朝日新聞社員が傷害容疑で逮捕…
警視庁築地署が、朝日新聞東京本社グループ戦略本部長補佐、平井隆昭容疑者(56)を障害の疑いで現行犯逮捕していたことがわかった。同署幹部によると、平井容疑者は13日午後11時20分ごろ、中央区銀座8の路上に停車していたタクシーの車内で運転手の男性(60)の顔を数回殴って軽傷を負わせた疑い。平井容疑者は「もみ合っただけ」と容疑を否認しているという。平井容疑者は酒を飲んでいた。朝日新聞広報部は「幹部社員が逮捕されたことを重く受け止めている。警察の調べを待って厳正に対処する」とコメントしている。(読売08年6月16日)
…この事件は毎日・読売・産経・日経の朝刊には全て出ているが、朝日には載っていない。14日に発生した岩手・宮城地震の裏にうまく隠すことができた。

●2007年8月25日、愛知県で女性を拉致、金を奪い殺害し死体遺棄で朝日新聞勧誘員・神田司(36)ほか3名が逮捕された。この事件を他紙は「朝日新聞勧誘員」と記しているのに、朝日だけは「新聞勧誘員神田司」(8/27付)と記載し、「朝日」の名を隠している。
ちなみに、毎日新聞販売店従業員が同年8月26日に酒店経営者を暴行で死亡させた(傷害致死)事件で、毎日新聞は「毎日新聞販売店従業員」とちゃんと自社名を出している。

●朝日新聞名古屋本社販売部のコメント…「取引先である新聞販売所がセールスの業務を委託した会社の従業員がこのような事件を起こしたことは、大変遺憾です。今後このようなことがないよう、あらためて関係先に人事管理の徹底などを求めていきます」
…朝日との関係性は遠いということを強調している。

●朝日の関連会社「日刊スポーツ」も、「新聞拡張員」としか記載していない。(8/27付)
にもかかわらず、9月3日付の社会面では「フジTV腕章作り盗撮 都市対抗野球チアリーダー狙う」との見出しを大きく掲げている。犯人は自作のフジテレビの腕章を付けて犯行に及んだのに、あたかもフジテレビ社員がやったように印象付けている。少なくとも管理者は最初見出しを見てそう感じた。

●その翌日、今度は毎日新聞販売所員も事件を起こした。そのとき朝日は…
07年8月28日朝刊「25歳男自首、逮捕 茨城の暴行死 傷害致死容疑」
茨城県利根町のスーパーの飲食コーナーで相席を求めた男性が暴行を受けて死亡した事件で、茨城県警は27日、自首してきた龍ヶ崎市佐貫町、毎日新聞販売所アルバイト高橋光太郎容疑者(25)=27日付で解雇=を傷害致死の容疑で逮捕した。(後略) …他紙のことなら、このように社名を出す!

●同じく約1年後…  「新聞販売所員 集団強姦容疑」(朝日08年7/16付)
警視庁は、いずれも読売新聞販売所従業員の東京都調布市深大寺町2丁目、米沢真弥(29)、同市西つつじヶ丘1丁目、伊藤崇秀(28)の両容疑者を集団強姦などの疑いで逮捕したと15日発表した。          
…こんな新聞、信じられますか?(管理者)



●朝日新聞の政治部・磯貝秀俊記者は、京都市役所で街頭演説していた時、「街宣車の横で見させろ」と言ってスタッフと揉めていた。警備上の問題があるので近くに入らないでとお願いしたら「オレを誰さまだと思ってる。朝日新聞の政治部の記者だぞ。オレに逆らったらどうなるかわからんぞ。こんなことをやっていたらお前ら不利になるぞ」とガンガン言っていた。自分が偉くなったと勘違いをしているのだ。
スタッフがその映像を撮り始めた瞬間に、磯貝記者はものすごい丁寧な対応になった。
        《橋下徹・大阪市長記者会見》

                        
       【朝日の品格 その②へ



【朝日新聞の体質】
虚報体質/日本を貶めるための捏造記事の数々
二枚舌/ご都合主義の言論機関
注目!卑怯な手口/国民を騙せると考える浅はかさ
朝日の品格/大上段からものを言うが、自らは…
偽善/世論からかけ離れるその主張
大衆迎合・変節/その節操のなさ
反日的言動/過激派左翼とすべて一致する主張
中国様の朝日新聞/まるで中国共産党の機関紙
偏向報道/反権力なのではなく反自民・反日本
朝日の怪しい安全保障論/日本の弱体化で喜ぶのは中国
朝日新聞の戦争責任/最大のA級戦犯は朝日自身だ
他の反日メディア/NHK・TBS・毎日新聞など
ぼくの継父/反日メディアへ贈るフィクション