進歩的文化人②① ②
かつては、ソ連や北朝鮮・中国などの 社会主義国家を賛美し、 資本主義国家ひいては 日本を揶揄していた「進歩的」文化人。 彼らによって、日本の言論界は牛耳られていた。 その彼らがいかにいいかげんな言説を 垂れ流していたのかを紹介する。 |
●ソ連の軍隊が友好国ハンガリーの民衆(ソ連支配体制への強い反発からのデモ)に銃弾を浴びせ、多くの死傷者が出た「ハンガリー事件」(1956年10月)は、ソ連を平和勢力と考えていた人々にとっては、それはかつてない衝撃だった。しかし、岩波書店「世界」1957年4月号の中核的執筆メンバー大内兵衛の認識には驚く。(座談会で)…
◇「しかし(ソ連の介入なしに)うっちゃっておいたならば、ハンガリアの民衆の中からしっかりした中心勢力が生まれて、秩序を回復しておったかどうかということも疑問じゃないか」 ◇「同じ民衆といっても、イギリスとアメリカと日本とハンガリアとでは、非常に違うと思う。ハンガリアの民衆はそういう国と比べたら、その政治的訓練が相当低い」 ◇「民衆の要求はいつでも正しいという風に考えるのは間違いだ。従って民衆がさわいだという点から、その国の政治が全部あやまっていたと判断するのは、必ずしも民主主義的じゃない」 ◇「ハンガリアはあまり着実に進歩している国ではない。…元来は百姓国ですからね」 ●一方、「文芸春秋」は56年11月に緊急増刊「火をふく世界(東欧とスエズの動乱二週間」を刊行した。ハンガリー現地の生々しい状況を伝えるグラビア30ページを巻頭においた力作である。本文冒頭には「われわれといては最大の努力と機動性を発揮したわけである。『世界の良心はどこにあるのか』この不正と流血に抗議する日本人の良心は盛り込んだつもりである」 《「岩波書店と文藝春秋」》 ※時代によって主張が変わる。これだから、朝日新聞や岩波書店などの左翼メディアは信用できない。(管理者) ●和田春樹東京大学名誉教授は、日韓併合は無効だと主張したことで、2010年に韓国から「金大中学術賞」を授与されたが、その時、「韓国が実効支配する“独島=竹島”に対する主権の主張を日本が断念すること以外に方法はない、この決断は早ければ早いほどいい」「朝鮮の植民地支配を反省する日本としては、竹島(独島)が『日本固有の領土』で、韓国の支配は『不法占拠』と主張するのは道義に反する」(『中央日報』2013年3月27日付)などと、韓国のエージェントのような発言を繰り返している。 ●野田佳彦首相と李明博韓国大統領の間には「慰安婦密約」があった。これは慰安婦問題を解決するため、 ①慰安婦に首相がお詫びの手紙を書いて駐韓日本大使が手渡す ②日本政府が特別予算を通じて被害者に「償い金」を支給する という内容であるが、この橋渡しに動いたのも和田春樹氏である。(『中央日報』2013年10月9日付) ●この密約は野田首相が衆議院解散を決断したことで白紙に戻ったが、これがおこなわれていれば韓国による追加賠償は際限なくおこなわれるのみならず、1965年の日韓基本条約の前提条件は崩壊し、韓国以外の国にも追加賠償をおこなう根拠を与えることになっていたであろう。 ●元々、和田氏はロシア革命史の研究家であり、朝鮮総連とも深い関わりがあった。和田氏に限らず、朝鮮総連の代弁者のように暗躍する人々の多くは総連関係者と懇意にすることで彼らの情報を鵜呑みにし、代弁者と化すことが多い。 ●彼の行動原理で一貫していると感じるのは、常に韓国の左派や総連寄り、つまり北朝鮮側の意図を忠実に発信しているように見えることである。竹島、慰安婦という問題を韓国の立場から持ちかけ、日本攻撃の武器とする和田氏に、日韓関係を離間させたいという北朝鮮の思惑が垣間見えるのではないか。 《拳骨拓史 「韓国『反日謀略』の罠」》 ●「九条の会」の集会を主導する大江健三郎の同会での演説…「戦争の準備をすれば、戦争のほうへ近づきます。平和を望むならば、平和を準備したほうがいい」 ●こんな空疎な言葉も滅多にお目にかかれない。平和を準備する?どう準備する?お主、正気か?それが問題じゃないか。平和とは戦いのない状態をいう。戦いを避けるには戦いに備えるしかない。古今東西の鉄則だ。 《堤堯 WiLL2014/8月号》 ●昭和33年6月、才媛の誉れが高い美人女優の有馬稲子さんが来校。有馬さんと防大生が懇談している写真と記事が、ある新聞に載った。これ見て嫉妬でもしたのか、作家の大江健三郎氏は、昭和33年6月25日付毎日新聞夕刊のコラムに「女優と防衛大生」との見出しで、「ぼくは防衛大生をぼくらの世代の若い日本人の一つの弱み、一つの恥辱だと思っている。そして、ぼくは、防衛大学の志願がすっかりなくなる方向へ働きかけたいと考えている」と防大生を侮辱した。 《柿谷勲夫 正論2010/7月号》 …東日本大震災や御嶽山の噴火など、国民を助けるために命をかけている自衛隊。その存在を侮辱するこんなクソみたいな男に対しても、自衛隊はいざというときは「国民」として助けなければならない。なんともまあ…。あまり過激な言葉は使いたくないのだが、こいつだけは唾棄すべき人物と言っておく。(管理者) ●大江はノーベル賞をもらって、ストックホルムまで行って講演をやった。ダイナマイトをつくった人の賞はもらうのに、日本の文化勲章と文化功労者の賞は受賞拒否している。それでいて、フランスからはレジオンドヌール勲章をもらっている。 《適菜収 「愚民文明の暴走」》 ●すごい権威志向だよ。皇室が嫌いなら、スウェーデンだって王制なんだから、拒否すればいいのに。 《呉智英 〃 》 ●加藤登紀子は「日本と聞くだけで腐臭がする」といった。 《高山正之 週刊新潮2012/9/20》 ●精神科医の香山リカが日韓ワールドカップの時、日の丸を振っているサポーターを「プチ・ナショナリズム症候群」という言葉を作った。そういう言葉を作らないと、普通の日本人の自然な感情を素直にとらえることができない。非常に歪んでいる。 ●外国の左翼は自国を貶めないが、日本の左翼だけが自国を悪く言う。どこの国でも、反体制デモでは自国の国旗を持って行う。 ●ベ平連にはソ連から金が出ていた。ソ連が崩壊した後に、それを示す秘密文書が出てきた。「アメリカはベトナムから出て行け」という団体にソ連から金が出ていた、という単純な話である。 《西村幸祐 スペシャルJ-CAST 2013/4/17》 ●竹内好は、いくつか許せない発言をしている。『世界』昭和27年11月号の座談会で、「革命に伴う混乱が、ロシア革命のときは非常にありましたが、今度の中国革命には比較的なかったということになると思います。…それに内山さん(内山完造氏)のおっしゃる民族性の違いもあるけれども、同時に歴史の段階の違いじゃないか。革命の進歩とみるべきじゃないかと思います」と語っている。 ●毛沢東のホロコーストはヒトラーをはるかに上回る巨悪だが、現状では十分なメスが入っていない。 しかし竹内好をはじめ中国寄りの日本の進歩的文化人の無知蒙昧、政治現実を見ない、あるいは見まいとする感傷癖は、戦後史を今なお誤導しつづけている。 ●竹内はさらに同座談会で、中共と呼ぶのは間違いだとして、その理由に共産党独裁ではなく民主勢力との連合政権であるとの、子供のようい甘い見通しを語っている。連合政権のカモフラージュは世界の独裁政権が初期段階でよく使う手で、竹内も知らぬはずはないのだが、相手が毛沢東の中国になるとたちまち相好を崩し、メロメロになるのである。 《西尾幹二 「真贋の洞察」》 (他著書「GHQ焚書図書開封1 米占領軍に消された戦前の日本」) ●姜尚中氏…「朝まで生テレビ」で核武装議論をやった時、番組の最後に公表される視聴者の意見が「核武装反対」の方が多数だったことに「国民はかしこい」と言った。(核武装を考える他の者は「愚か」ということか) ●その後(08年11月28日)の同番組で「田母神論文」を討議した時、同じく視聴者の意見は、 ◇「田母神氏発言に共感できる」が61% 「できない」が33% ◇「自衛隊の存在を憲法に明記すべき」が80% 「明記すべきでない」が18% …だったことに対し、「一概に世論全般の声かどうかわからない」と言い放った。中学生でも分かる明らかなダブルスタンダード。(ちなみに西尾幹二氏は「当然の結果が出た」と発言) (管理者) ●姜尚中氏…『サンデーモーニング』(TBS2015年2月1日)にて、ジャーナリストの後藤健二氏がイスラム国によって殺害された件で、「非人間的な行為であっても、それには必ず理由がある。われわれはそれを理解しなければいけない」と言い放った。 …イスラム国は政治主張が目的のテロではない。単なる身代金目的の誘拐殺人である。山賊・盗賊のたぐい。(黒鉄ヒロシ談 同日テレビ朝日 サンデースクランブル) それをここまで擁護するとは。 こう言う姜氏は、従軍慰安婦や日本の戦争については、“その理由を理解する”ことは絶対にない。文化人屈指の二枚舌である。(管理者) ●戦後ジャーナリズムというのは、「朝日・岩波文化」といわれたように、進歩的文化人がずっと主流だった。 その進歩的文化人なるものがどういうことを言っていたかといえば、仮想のユートピアを謳って、それが時によってソ連であり、時によって中国であり、時によってどこかわからない彼らの心の中にある理想郷だった。 ●そして、それに異を唱える言論人に対して、往々に彼らは不寛容であった。異論に対しては非常に口汚い表現を用いてまで罵倒することもあった。 しかしそれが、朝日・岩波という一流の新聞、一流の雑誌に載っていたがゆえに、その質の低さというものが国民の知るところとならなくて、むしろ権威化していった。そういう世界がずっと戦後続いていたわけである。 《上島嘉郎 チャンネル桜2015/2/7》 ●平成22年度の文化勲章親授式が11月3日、皇居宮殿であり、今年のノーベル化学賞に決まった北海道大名誉教授の鈴木章さん(80)と米パデュー大特別教授の根岸英一さん(75)ら7人の受賞者が天皇陛下から文化勲章を受けた。 ●式典後の記者会見で、鈴木さんは「ノーベル賞も文化勲章も、いただけるなんてことは夢にも思っていなかった。いずれも最高の章(賞)で研究者にとって非常にうれしいことであります」と話した。 根岸さんは「ノーベル賞は50年の夢がなかった気がしていた。文化勲章も同様な感覚を持っています」 《朝日新聞2010/11/4》 ●根岸さん…「日本で最高の我々の分野に与えられる栄誉。身の引き締まる思い」 《読売新聞2010/11/4》 ●鈴木さん…「ノーベル賞に重ねて日本最高の文化勲章。驚きの連続でした」 《産経新聞2010/11/4》 ↓↓↓ 朝日新聞はなぜ「日本最高」という言葉を省くのだ?それはさておいて、両氏の言葉に比べて、この大江健三郎という人物は… ●1994年のノーベル賞記念講演の際にはデンマークの文法学者クリストフ・ニーロップの「(戦争に)抗議しない人間は共謀者である」という言葉を引き、「抗議すること」という概念に言及した。 ●また芸術院会員となったり文化勲章を受けたりする文学者の姿勢には批判的であり、ノーベル文学賞は“スウェーデン国民から贈られたと言えるもの”として賞を受けたが、その直後に天皇からの親授式を伴う文化勲章と文化功労者のセット授与が決定した際には、「私は、戦後民主主義者であり、民主主義に勝る権威と価値観を認めない」として受章を拒否した。 一方で、2002年には共和国大統領から授与されるフランス政府からのレジオンドヌール勲章を受章。(ウィキペディアより) …自分の大嫌いな日本からのプレゼントは拒否し、大好きな欧米様からのモノは二枚舌や屁理屈を駆使してまでありがたくいただく。この呆れた態度は、まるで子供である。根岸氏、鈴木氏の大人の態度が際立つ。(管理者) 鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか? ●14日告示の東京都知事選で、民進、共産、社民、生活の野党4党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏を協力して支援するという。どこの誰を支持しようと自由だが、かねて産経紙面で鳥越氏の「危うさ」を指摘してきた身としては、果たして大丈夫だろうかとの懸念を禁じ得ない。 ●すでにインターネット上で話題となっているが、例えば鳥越氏は自身の戦争体験について語り、「戦争を知る世代」だと強調する文脈でこんな発言をしていた。 「私は昭和15年の生まれです。終戦の時、20歳でした。もちろん、空襲も防空壕に逃げたことも覚えています」 ※注)終戦は昭和20年。ということは鳥越氏は5歳だったはず。なんだ、これ?(管理者) …誰だって勘違いや言い間違いはあるし、いちいち揚げ足を取る気はない。だが、これはそんな問題だろうか。話の核心部分でこんな間違いは普通しない。 ●今年2月の記者会見では、高市早苗総務相の米議会勤務歴について「経歴詐称」と断じ、こう決め付けた。 「見習い待遇で無給で未契約のフェロー。コピー取り程度、お茶くみ程度の役しかしていない」 …ところが、これに高市氏が議員立法やスピーチのための調査に従事し、1カ月2千ドルの研究費の送金を受けていたことを示して反論すると、弁護士を通じて回答した。 「撤回・修正するのもやぶさかではない」 ●根拠なく、高市氏を中傷していたことを事実上、認めたのである。鳥越氏は同じ記者会見で、保守系の学者らでつくる「放送法遵守を求める視聴者の会」が本紙などに意見広告を出したことに関してこう述べた。 「日本会議という右翼的な団体があって、そこからお金が出て、産経と読売に意見広告が出ている、ということがある程度分かってきている」 …この発言も日本会議に虚偽、事実無根として撤回と謝罪を求められることになった。一切、事実関係を検証しないまま、堂々と陰謀論を口にしてはばからない姿は、とてもジャーナリストの流儀とは思えない。 ●鳥越氏は3月の記者会見でも、 「安倍晋三政権はテレビ報道を神経質に気にしていて、監視チームを作ってチェックしている」 …と明言したが、これも証拠も証言も示しておらず、根拠不明で裏付けは乏しい。過去に新聞記者だったことが信じられないぐらい「事実」を軽視してはいないか。 ●「関心がなかったので、まだ増田寛也氏(元総務相)と小池百合子氏(元防衛相)の政策を読んでいません」 鳥越氏は12日の記者会見ではこうも語り、対抗馬がどんな都政を構想しているかにも興味がなかったことを明かした。知名度の高い鳥越氏が立候補に意欲を見せたとたん、一斉に支持に回った野党4党は、都民の将来に責任が持てるのか。 《阿比留瑠比 産経新聞2016/7/15》 (関連書籍「国会議員に読ませたい敗戦秘話」) ●安保法制について鳥越俊太郎が「イランでは平和を築いた国として尊敬されていた」と衆院特別委で答えていた。ほぼ同じ時期にテヘラン特派員だった経験から言えば、それはまったくの嘘だ。 ●大方のイラン人は日本が負けたことも知らない。彼はイラクの空襲に怯えて逃げ回り、戦場取材には1回しか行っていない。臆病なくせに、時流に合わせた嘘だけはうまい。 《高山正之 週刊新潮2015/7/23》 ●有名な「私は昭和15年生まれで終戦の時は20歳だった。空襲も経験している」という鳥越氏の発言について、私は福岡のある知人に、鳥越氏の出身地で昭和20年に空襲かあったのかと聞いたら「空襲なんてない、そもそも疎開地だった」と言っていた。 ●鳥越俊太郎氏の都知事選出馬の記者会見を見ていると、東京都が抱える問題点は何かと聞かれても答えられない、都知事になって何をしたいかと問われると「今から考えます」…。そういう人は選挙に出たらいけないのではないか。 ●そもそも鳥越氏は参議員選挙の結果を見て、「このままだと憲法改正になってしまう」という危機感が出馬の動機らしいが、だったら国政に出なければならない。言ってることが支離滅裂である。 《加藤清隆 チャンネル桜2016/7/16》 ●これは絶対におかしい。都政と憲法改正は何の関係もない。これを争点にするなどというのは、政治的オンチとしか言いようがない。 《筆坂秀世 〃 》 ●鳥越氏は討論会をしたら票を減らす人である。だから作戦として討論には出さないだろう。ボロが出るから。 《加藤清隆 〃 》 ↓↓↓ それから2日後 ●東京都知事選に出馬しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏が17日のフジテレビ系「新報道2001」への出演を見合わせ、他の候補者との討論会が中止になったことが分かった。 《産経新聞2016/7/18》 ※やはり、左翼の特徴である「ウソをつく」「討論から逃げる」そのままである。まあ、ここまで言われたらこれからは討論会に出ざるをえないだろうが。(管理者) ●2年前、私は鳥越俊太郎氏とNHKの番組に一緒に出演した。その時、番組の冒頭で鳥越氏は「どこの国が攻めてくるんだ。攻めてくる国なんてない」と私に言ってきた。だから私は「中国が攻めてくる可能性がある」と答えたら、「それは虚構だ」と鳥越氏は言った。 ●その後番組が1時間ほど過ぎたころ、鳥越氏が再び「どこの国が攻めてくるんだ」と言ってきた。私は今度は「じゃあ、自衛隊はいらないのか」と聞いたら、「いらない」と言った。 ●さらに番組がもう少し進んだ後、外交評論家の岡本行夫氏に鳥越氏が「いったいどこの国が攻めてくるんですか」とまたまた言ってきた。岡本氏はどこどこの国が攻めてくるかもしれないと答えると、今度は鳥越氏は「それは妄想だ」と言った。 ●「じゃあ、あなたは自衛隊はいらないというのか」と我々が鳥越氏に聞いたら、彼は「自衛隊は必要だ」と答えた。「じゃあ何のために必要なのか」と聞くと、「災害のために必要だ」と。「じゃあ、災害のためだけに必要なのか」と問うと、「いや、万が一のために必要だ」。「じゃあ、どこの国が攻めてくるんですか」と聞いたら、「中国」って鳥越氏が言った。(一同爆笑) ●番組の冒頭で、中国が攻めてくるというのは虚構で妄想だと言った人間が、最後には中国が攻めてくるかもしれないから自衛隊は必要だと。これはどう考えてもおかしな議論である。 ●ちょっと前まで流行っていた「反知性主義」という言葉があった。これは本来アメリカで宗教的な意味合いがあるものだったが、日本では反知性主義というのは、ただのバカという意味で使われている。とりわけ、左派が右派のことを攻撃するときに用いている。 ●でも、本当の反知性主義というのは、鳥越俊太郎氏に代表される、まったく論理的に矛盾していることを平然と言えるリベラルの側こそ反知性主義である。 《岩田温 チャンネル桜2016/8/6》 ※「いくら鳥越氏でも、まさかここまでは」と思って一応ググってみたら…なんと本当でした! この人、相当やばい!(管理者) NHKスペシャル シリーズ日本新生「戦後69年 いま“ニッポンの平和”を考える」 上記映像の1時間7分当たりにそれが! ●7月21日、鳥越俊太郎氏は淫行疑惑報道を司法の場に持ち込んだ。言わずもがな、鳥越氏は毎日新聞OBのジャーナリストであり、一市井人とは立場が異なる。政治評論家の俵孝太郎氏が、「言論界の人間は言論で戦うべきです。説明責任も果たさずに告訴だなんて、報道を事実と認めて逃げたと思われて当然。そもそも、告訴はあくまで検察側への説明であり、有権者に対しては何の説明にもなっていないことに全く気付いていない」。こう断じるのも、むべなるかなである。 ●しかも、彼は日本を代表する反権力ジャーナリストとして名声を高めてきた。例えば、今年2月の高市総務相による「電波停止発言」を受けて、「安倍政権からの恫喝、脅しだ。安倍政権のなめきった態度が高市発言となって現れた」と、噛みついた。 しかし今回は、彼自身がメディアに対して刑事告訴という「恫喝」を行ったのである。 ●実は鳥越氏のこうした姿勢は今度が初めてではない。本誌は5月に〈「デタラメ家系図」だったNHKの「鳥越俊太郎」ファミリーヒストリー〉と題した記事を掲載したのだが、その際、彼に取材した本誌の20代に記者にこう凄んでいたのだ。「いいですか?私の名誉が毀損されるようなことになった場合、訴える相手は編集部でもなければ、編集長でもない。あなただよ」 ●また、彼は反権力活動の一環として、次のような検察批判も展開してきた。 〈検察という組織が根本のところで信じられないのです〉〈検察庁を信用する気にはなれません〉 (いずれも2010年2月22日付毎日新聞朝刊) ●切羽詰まると、「信用できない」と言っていた検察、すなわち泣く子も黙ると恐れられてきた権力の中の権力に縋って、己の身を守ろうというのだから、反権力ジャーナリストが聞いて呆れるではないか。 ●鳥越氏の歪んだ「人権感覚」が表れている発言。 2008年、大阪で30歳の男性を轢き逃げした22歳のホストを、鳥越氏はテレビでこんな風に庇ってみせた。 「根っからの悪人ではないと思うんですね」 「酒を飲んでいる、免許がない、警察に捕まる。大変なことになるんで、逃げる。そういう心理に、人間がなることもあるだろうと思うんですね」 なおこの轢き逃げ犯は、それ以前に別件の詐欺事件で有罪判決を受けている。これを悪人と言わずして、何と言おうか。 ●さらに、鳥越氏のジャーナリストとしての資質そのものを疑いたくなる原稿を紹介する。 13年4月に出版された『「拉致疑惑」と帰国 ハイジャックから祖国へ』に、彼は「検証役」として10項にわたって寄稿している。鳥越氏は小西隆裕や森順子、黒田佐喜子といった「よど号犯」とその妻たちを平壌で取材。後者2人は北朝鮮による拉致事件に関わったとして国際手配されているのだが、彼らに話を聞いた鳥越氏はその原稿にこう記しているのだ。 ●〈小西氏らの証言に論理的破綻は感じとれなかった〉 〈皮膚感覚としては何か隠しているふうには感じられなかった〉 〈森順子氏、黒田佐喜子氏にも、話を聞いてみたが、(中略)特に不自然なところは感じられず、論旨も説得的で、彼ら・彼女らが「日本人獲得運動をやる必要はなかった」という主張も否定できない〉 つまり、拉致に関与していないと嘯くよど号グループの言い分を「皮膚感覚」で信じたというのである。 ●拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長が呆れる。 「鳥越氏はよど号メンバーによる拉致工作を告白しているメンバー元妻の八尾恵や、警察の捜査過程を取材していない。その上、主張の根拠が『皮膚感覚』…。ファクトの積み上げではなく、感覚で拉致問題の検証を行うなんて信じ難い。テロを敢行した極端な政治集団であるよど号グループの一方的な宣伝を鵜呑みにしていて、ジャーナリストとして失格です」 《週刊新潮2016/8/4》 ※当サイトは、別に鳥越氏を誹謗中傷しているわけではない。要は、鳥越氏に代表されるリベラル派(左翼)の知識人が中心となって、これまで戦前戦中の日本の「悪行」を糾弾してきたという経緯がある。その連中の普段の言説が信用するに値するかどうかを、当サイトでは検証しているのである。(管理者) 【進歩的文化人 その①へ】 |
※関連ページ : 朝日新聞の「反日的言動」も参考に |
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