併合後の発展日本統治時代、日本は発展していた韓国の
農業や工業からその利益を搾取し、 日本のためだけに利用された。 そのため韓国民は地獄のような苦しみを 味わったのだそうである。 |
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●日露戦争に勝ったとはいえ、日本は決してまだ豊かな国ではなかった。にもかかわらず朝鮮に巨費を投じて社会基盤の整備に取り組んだ。私の父はよく「朝鮮にあれだけの金をかけず、東北地方に金をかけてくれれば、こんな貧乏百姓の子もいなくなるのに」とこぼしていた。 《渡部昇一 「日本を貶める人々」》(他著書「日本を誣いる人々 祖国を売り渡す徒輩を名指しで糺す」) ●朝鮮は少なくとも課税面では本国国民より優遇され、ろくな税金も納めていないのに学校は作ってもらい、道路も鉄道も電気まで引いてもらった。ベトナム人がフランス人に作ってもらったのは、刑務所だけだった。 《高山正之 正論2006/9月号》 ●ハーバード大学コリア・インスティチュート所長カーター・J・エッカートは、「韓国財閥の上位50グループの創始者のうち、実に60%近くが植民地時代に何らかのビジネス体験をしていた」と指摘し、統治下時代の「工業化が今日の韓国経済の形成に果たした役割はきわめて重要である。良し悪しは別として、植民地支配が朝鮮の産業を発展させた『触媒』であり、『揺り籠』であったことは間違いない」と強調する。 《ジョージ・アキタ 諸君!2006/4月号》 ●日本併合後、人口は1千万人から2千5百万人に増加し、平均寿命が24才から45才に上がった。 ●1911年~38年までの朝鮮経済は、年平均3.8%の成長をみせた。(この長期間の高成長は当時稀だった) ●産業構造の変化… ◇農林水産業の生産比率 80→43% ◇工業生産の生産比率 18→41% …植民地での産業化を逆行させ農業社会に退行させたイギリス人のインド経営と対照的。 ●興南の窒素肥料工場、水豊の水力発電所、鎮南浦の工業団地などは当時の世界最高水準だった。
《金完燮 SAPIO2002/7/24》 ●日韓併合が決まった年に、年間予算1700万円の朝鮮半島に日本は3000万円もの大金を投じた。その予算は、職業伝習/盲唖者や精神病者の救療基金/一般貧民救済基金/など多方面の福祉への資金として用いられた。 ●両班が支配していた時代の司法は、無法な逮捕やムチ打ち・賄賂による量刑が横行していた。それが総督府時代になって、医療の改善/鉄道の施設/港湾の建設/各種工場の設営など工業化社会へ向かっていった。このような植民地支配は、当時世界に一つもなかった。 《西尾幹二 「国民の歴史」》 ●韓国の人口は日韓併合の36年間で倍増し、昭和19年の推計で(日本や満州に移住した約300万人を除いて)、約2,600万人に達していた。同期間日本人は、17万人から75万人まで増加した。 この人口増をもたらした理由は、端的に言って、その間韓国経済が全体として成長を続け、食糧生産も順調だったからである。 ●豊かさを生みだした要因… ①韓国の経済力が名目1.5倍以上に拡大して、国民所得が増えたこと。 ②日本企業による約170の大工場が主要都市の周辺で新規に稼働し、韓国人数十万人を含む新たな雇用や、供給が追いつかない程の建築・工事職人の職場を生み出したこと。 ③食糧生産が比較的潤沢だったこと。 …等、全て統計数字の裏付けがある。 ●昭和10年前後の韓国は、特にソウルを中心にして日本人と多くの韓国人が共に、「明るく豊かな消費生活を送っていた」側面があった。人々の生活必需品を供給したのが、百貨店を頂点とした小売業だった。百貨店や商店街の賑わいぶりを検証しつつ、ソウルの消費生活を描き出してみる。 ●昭和8年、最も経済力が集中したソウルには、本格的な五大百貨店が勢揃いし隆盛していた。内訳は、韓国での創業順に… ◇日本人経営の丁子屋百貨店本店 (現在ロッテ百貨店ヤングプラザ) ◇ 〃 三中井百貨店本店 (現在ミリオーレ) ◇ 〃 三越百貨店京城店 (現在新世界百貨店本店) ◇ 〃 平田百貨店 (現在大然閣センター) ◇韓国人経営の和信百貨店 ●客の7割くらいが韓国人だった。彼らが主として百貨店ビジネスを支えていた… ◇丁子屋の客の6割が韓国人で、4割が日本人だった。 ◇三中井では8~9割の客が日本人で、今後どうやって韓国人客を増やすべきかが社内で検討されていた。 ◇中でも三越は韓国人に圧倒的に支持された。客の6~7割が韓国人だった。 ◇和信は中級クラス以下の韓国人客が殆どで、日本人客は10%にも満たなかった。 ●五大百貨店が提供したのは、大部分日本人の都市生活、そのライフスタイルに不可欠な商品やサービスである。その過半数を韓国人が買い求めて利用した。韓国人が日本人の消費文化をシェアしていたのである。 筆者はこの背景に、韓国人が当時の日本人の社会文化(価値観やライフスタイル)を受け入れ、自らが「日本人適応化」していたという文化変容を見る。 ●昭和5年頃から日本と同様に韓国でも、ソウル・釜山・平壌などの大都市に人口が集中し始めた。特に日本の大企業が工場を集中立地させたこれらの主要都市は、合計30万人近い韓国人の工場労働者が住み、そして彼らをターゲットに商売と営む人々が日本や韓国内から数多く移住して来たため、みるみる人口が増加した。中でも韓国の政治・経済の中心であり、東京・大阪に次ぐ第三の国際都市ソウルの増加が目覚ましかった。 《林廣茂 「韓国・北朝鮮の嘘を見破る」》 ●政治学者・吉野作造「満韓を視察して」(中央公論1916年6月号)… 「異民族の統治は威圧丈けで成功するものでないことは固より言ふを俟たない。幸にして朝鮮政府(筆者註・日本の朝鮮総督府)は、斯く一方に於て国家の威厳を示して居りながら、他方に於て土民に近世文明の恩沢に浴するの機会を与へ、殊に昔の独立時代に見なかつた色々の生活上の便宜を供して居る。殖産工業も段々に盛になつて居る。交通機関も開けた。殊に道路はどんな田舎に行つても今や立派に造られて居る。病院も設けられた。其上又朝鮮政府は朝鮮民族の精神的満足ならびに其開発を計ることをも怠つて居ない」 《上坂冬子 「戦争を知らない人のための靖国問題 」》(他著書「死ぬという大仕事」) ●「朝鮮産米増殖計画」… ①朝鮮内における需要の増大に備える。 ②農業経済・朝鮮半島経済の向上を図る。 ③日本帝国の食料問題を解決する。 …当時の朝鮮稲作は非常に遅れていた。特に灌漑施設が不十分で、殆ど雨水だのみの状態だった。それが米の生産高を2倍まで拡大できた。(世界一を誇っていた日本の生産性に匹敵した) 戦後もこの高い生産性を受け継いでいる。 《藤岡信勝 「教科書が教えない歴史〈4〉」》 (他著書「通州事件 日本人はなぜ虐殺されたのか」) ●併合時代に懸命に築き上げた朝鮮の経済基盤は、朝鮮戦争によって大半が破壊された。しかし、教育制度・理念・法律・技術といった無形の財産は残った。 《金完燮 SAPIO 2002/7/24》 ●金大中は日本の国会での演説で、韓国大統領としてはじめて、韓国の発展は日本のおかげでもあると認めた。 《小倉和夫 文芸春秋2013/10月号》 ●アレン・アイルランド「THE NEW KOREA 朝鮮が劇的に豊かになった時代」(桜の花出版)… ビルマやフィリピン、ジャワなどの植民地を調査してきたアイルランドは、1922年、日本統治下の朝鮮を訪れ、驚く。 「今日の朝鮮は李王朝時代とは比べものにならないくらいよく統治されており、またほかの独立国と比較してもその統治は優れて」いたからだ。 ●「500年にわたる李王朝時代、腐敗した政治と課税システムによって、朝鮮の人々は慢性的な無気力状態でした。外交的にも、清帝国にずっと搾取され、奴隷以下の扱いを受けてきたのです」 評論家の黄文雄氏はこう語る。アイルランドが「半島の人々の生活実態はきわめて悲惨だった」と記した朝鮮人の暮らしぶりは、日韓併合によって飛躍的に改善し、国際的な地位も大きく向上した。 ●1919年、朝鮮総督だった齋藤實は、「なによりも望んでいることは、官民ともに協力して朝鮮の文明を進歩させ、開化政治の土台をしっかりと固めることだ」と朝鮮の民衆に宣言。民衆もそれを好意的に受け入れ、発展を享受していた。 《FLASH 2014/1/7,14》 ●日韓併合以降、日本は韓国に60兆円(現在の価値にして)もつぎ込んでいるというのは有名な話だが、実は併合前の大韓帝国時代も日本は何兆円(同)もの金を貸しているのだ。そしてそれは併合でチャラにしている。このように、韓国は百数十年間も日本に寄りかかり続けて生きているのである。 《村田春樹 チャンネル桜2012/9/8》 ●韓国の特権的な知識階級のことを「両班(ヤンパン)」といいますが、そういう人たちは体を動かして働くことを卑しいとしてきたので、技術の蓄積が全く望めなかった。 そこへ日本からの近代化によって技術が入ってきたので、何とか蓄積しないといけない。それまでは、たとえば大工の用語なんてないんです。「ハリ」とか「ムネ」とか。だから今でも残っています。寸法は「スンポ」。「ドカタ」なんかも新しい職業でしたから、言葉もそのまま入りました。 ●(朝鮮戦争のとき)ソウルの場合はほとんど全部焼けました。残ったのは旧市街地の一部。旧三越などです。いまは民間資本です。 (「三越というとコンクリートですね」 山本夏彦) ●駅もそうです。東京駅のイメージを模してつくられた立派な駅です。帝国主義の建物は美しくて頑丈なんですね。旧総督府とか。(初出「室内」1989/3月号) 《関川夏央 「浮き世のことは笑うよりほかなし」》 (他著書「『世界』とはいやなものである」) |
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※関連ページ 「欧米の植民地」の悲惨さと比較してみよう。 |
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